奈良市 発達障がいは食事療法で良くなるのか??①

 

「発達障がい」

最近、この名前をよく聞くようになったと思います。

私自身、こちらに勤める前は保育所で8年間勤務しておりました。

 

保育現場では、年々「コミュニケーションがとりにくい」「ずっと動きまわっている」「パニックを起こす」「こだわりが強い」「暴言・暴力をふるう」などなど発達障がいと診断される子どもが本当に多くなってきています。

「発達障害 食事 偏食」の画像検索結果

その中の「こだわり」の一つとして食事を挙げていこうと思います。

特徴としては、匂いや味、触感にとても敏感で偏食の子どもが多かったです。

中には、主食は白ご飯のみで飲み物はお茶以外受け付けないというお子さんもいらっしゃいました。

ほんのちょっとした辛さでも、痛いと感じていることがありますし、とろみのついているものを気持ち悪いと思っていることがあります。また金属のスプーンが唇にふれる感覚を嫌がっていることもあります。

 

金属の食器を嫌がっている場合は、木やプラスチックのものに代えると食べることがあります。食感が苦手なようなら、細かく刻んだり、料理法を変えると食べることがあります。

食べものの色や見た目、食感に関するこだわりから、偏食になることがあります。丸い食べものが苦手だったり、赤い色の食べものが苦手だったりと、そのこだわりは子どもによってそれぞれ違います。

どんなこだわりがあるのかを子どもをよく観察して調べてください。

その原因を取り除くことで、子どもの偏食は少しずつ改善されていきます。

 

給食は、厨房さんと連携をとりながら少しずつ少しずつ、無理強いは絶対せず、白米以外の物も食べられるように進めていっていました。

混ぜご飯のメニューのときは具と白米を別々にしてもらったり、野菜は小さーく刻んでもらい、1口でも食べられたらOK!!!しっかり褒め、子ども自身に自信をもってもらうようにしていました。

無理強いしても逆効果なので、ほんの少しずつ食べられる物を増やして味覚を広げていくことが大切だと思います。

 

 

 

では、具体的にどのように食を変えていったらいいのか!?ですよね。

 

食でまず考えるべきことは「食べ物に含まれる栄養」です。

 

現代の食事はカロリーは充分すぎるほど足りています。

しかしその反面、ミネラルなどの重要な栄養素が決定的に不足していることが調査で明らかになっています。

なので、ちゃんと食べているのに栄養失調になることもあるんです!!!

 

 

加工品(コンビニ弁当・冷凍食品・レトルト食品・お惣菜・持ち帰り弁当)は

手作り品よりもミネラルが不足しています。カルシウムやマグネシウム・鉄・亜鉛・銅を実測すると、そのほとんどは、厚生労働省が定める推定平均必要量に全く満たないという実測値が出ています。

 

・コンビ二弁当やレトルト食品などに使われている水煮食品は、水に入れて煮た後に   何度も洗っている。その時に食材に含まれる栄養がほとんど抜けてしまう。

見た目は綺麗なのに栄養素が抜け落ちたところに味を付けて食べているようなもの。

 

 

 

・加工食品の多くに「リン酸塩」が使われている。

リン酸塩はプリプリの食感を出したり濁りを防止して食品の見た目を良くする。

体の中でミネラルと化合して体外に出てしまう作用がある。

 

 

この結果、手作り品よりも加工品はミネラルが不足しているのです。

ミネラル豊富な食材といえば(煮干しやアゴ・昆布・海藻類・小魚・ナッツ類など)ですが、

 

 

 

「絶対に食べてくれない!!」「どうやって食事に取り入れたらいいかわからない」そう思いますよね。

 

次回、

・どういう風にしていつもの食事にミネラルを取り入れていくか

・この食事を取り入れたことでの、子どもたちの変化の症例

 

を挙げていこうと思います。

参照「奇跡の食育」 「キッズハグ」

 

参考になったと思う方は下をクリックしてください↓

https://narabiyou.net/diet.html

 

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